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【FXを始めようか悩んでる人向け】FXって怖い?株との違いや魅力、メリットデメッリトを教えます

昨今は新NISAなどの影響もあり、株や投資信託などの投資に関心をもつ人が増えてきてますね。私もNISAは積み立てだけやってます。

そんな中、FXって話は聞くけど、聞こえてくるのは「あんなのやめたほうがいい」「結局FXはギャンブルだから危ない」なんて少し聞きかじったり、勉強不足で中途半端に安易に儲かると思って手を出した人からの声が多く存在します。

 

  
無知な人や勉強不足な人が「わかってるつもり」で、まったく知らない人に「知ってる風」で語るものほど怖いものはないポ

 

FXはリスクなく頑張ればいくらでも稼げるなんてものではありません。

しかし、ギャンブルではありませんし、運だけでやるものではありません。

ではFXとはどいうものなのか?何が魅力なのかを解説していきます。

 

 

FXの仕組みは?通貨の交換で利益を上げる?

すごく簡単にいうと「FXは異なる通貨を取引(交換)する」ということです。

ニュースなどで『今日の東京為替市場は1ドル141円20銭から141円20銭で取引され・・・』みたいなものは見たことあると思います。

これは1ドル(米ドル)が何円で交換(両替)できるか?という通貨の価値が秒単位で変化してるわけです。

 

一番ダイレクトなものだと海外旅行ですかね。

1,000ドルをもっていこうと準備する場合に日本円を両替するときに、1ドル100円の場合は10万円、1ドル150円の場合は15万円必要になりますよね。

お金同士だとわかりづらい人はドルを物に置き換えてみてください。

 

同じチョコを買うのに価格が違う。 つまりチョコに対して「円の価値」が 変わるということ。 円の価格が上がるということは、 円の価値が下がるということ。 これが「円安」 逆に価格が下がると価値が上がる。 これが「円高」

この価値が変わる差を利用して利益を出します。

つまり、1ドル100円の時に円をドルに換えて、1ドル101円の時に再びドルを円に換えて差額が利益になります。

これがFXで利益を上げる基本です。

FXはレバレッジを使うことで少額でも利益を出せる

 

外国為替で利益を出す基本的な方法は分かったと思いますが、ただ前述の考え方だと仮に投資金額が100万円あっても1ドル100円の時に10,000ドルにしか替えられません。

「しか」といったのは、1円上がってようやく10,000円の利益になる計算なので、毎月100万稼ごうと思ったら1日平均で5万円の利益が必要になりますが、為替で1日で5円も10円も動くことはほぼありませんし、そうなると莫大なお金がないと無理に感じますよね。

投資のFXは「外国為替証拠金取引」と言われて、証拠金を収めて『レバレッジ』を使って利益を増やすものです。

 

 

  
レバレッジは「てこの原理」という意味で、少ない証拠金をもとに大きな金額で取引ができる仕組みポ

 

国内FXであれば「証拠金」に対して最大25倍、海外であれば一般的に1000倍(無制限もあります)の取引ができます。

証拠金100,000円で1,250,000円(25倍)の取引ができるわけです。

 

 

  
正確には通貨数で決まるポ。だから基本的に1ロットで10000通貨(1000通貨)を基準として証拠金が決まるポ。1ドル145円だった場合は58,000円が必要になるけど、金額は常に動いてるから証拠金の細かい金額は常に変わるポ。

 

このレバレッジの考え方を勘違いしてる人たちが「怖い」「危ない」と騒いでいるわけです。

レバレッジを正しく解釈すれば怖いものではなく、効果的に利益を出すものだと理解できるはずです。

レバレッジの倍率が高いのは危険?

 

FXは投資ですからリスクがないというわけではありませんが、レバレッジを過剰に怖がってる人は『取引したことないけど中途半端に用語を知ってる』とか、『取引をした経験があっても取引自体の考え方を間違えて損失をだした』というような人だと思われます。

そもそもレバレッジを使うということは、取引する際に必要なお金が少なくて済むということです。

ちゃんと学べば怖くないということを知るためにはまずは証拠金維持率を知ったうえでFX取引を知る必要があります。

証拠金とは?

FXで取引するには『証拠金』というお金が必要になります。

実際に口座に入金したお金のことですが、これが原資です。

レバレッジがかかると『証拠金にレバッジの倍率を掛けた金額』が取引できる金額になりますが、ポジションを持つときに各通貨ペアによって必要な証拠金があり、それがレバレッジによって必要な金額が変わります。

 

  
ポジションとは建玉(たてぎょく)ともいって、通貨を購入して保有することポ。

 

レバレッジを掛けた時に必要な金額は例として以下になります。

通貨価格と証拠金の関係性の例【10000通貨】(表1)
通貨価格 参考価格(レバなし) 必要証拠金(25倍) 必要証拠金(1000倍)
USDJPY(米ドル日本円) 135.50円 1,355,000円 54,200円 1,355 円
GBPJPY(ポンド日本円) 190.50円 1,905,000円 76,200円 1,905 円
AUDJPY(豪ドル日本円) 90.50円 905,000円 36,200円 905 円
  
レバレッジがあると、必要な現金が少なくて済むポ。さらに次で説明する証拠金維持率を理解して強制ロスカットを軽減しながらトレードすることが必要ポ。

 

レバレッジが高いから危険ではなくエントリーの仕方

結論からいうとレバレッジが高いから危険ということではありません。

むしろ、私個人としてはメリットしかないとすら思っています。

ただし、不勉強のまま間違えた考え方で活用すると、結果的にリスクを大きく抱えた状況で取引することにはなるので、正しく知ることが必要です。

 

  
間違えた知識だとチャンスをピンチにすることにもなりかねないポ。包丁や車も正しく使うと便利だけど、間違えた使い方をすると大変なことになるポ。それと同じで正しく理解して取引することが大事ポ。

 

その一つに証拠金維持率というのがありますが、証拠金維持率とは、必要証拠金に対して占める純資産額の割合のことで、「純資産額÷ポジション必要証拠金×100」で算出します。

仮に前述の(表1)のUSDJPYで考えてみましょう。

10万入金して1ロット(10,000通貨)のポジションを持ったとします。
100,000 ÷ 54,200 × 100 = 184.50%

万が一必要な証拠金金額を下回るような状況になると、FX会社によって基準はことなりますが、基準を下回ると強制ロスカットということになりますので、証拠金に余裕をもった取引が必要です。

 

  
FX会社によっては証拠金維持率が100%を下回ったらNGとか、50%を下回ったらNGとか様々ポ。100%以上で維持してればどんな会社でも強制ロスカットはないポ。可能なら数百%で維持できるようにすることが大切ポ。

 

つまり、必要証拠金プラス数万円の入金は必要となるわけですが、これらを踏まえてようやくレバレッジが高いことがなぜ怖いものではないのか?ということがイメージしやすくなるはずです。

仮に必要な証拠金+100,000円の余力を持たせようとした場合、必要証拠金(USDJPY・25倍)に対して154,200円が必要になりますが、必要証拠金(USDJPY・1000倍)に対しては101,355 円で済むことになります。

つまり、準備する費用が少なくて済むというわけです。

しかし、この仕組みをはき違えて、準備した証拠金に見合わない一攫千金を狙おうとすると大きなリスクを伴います。

【絶対NG】大きなレバレッジがリスクになる考え方

 

レバレッジが高くなればなるほど、取引をする際に必要な証拠金金額が少なくて済みますが、考え方を誤ると危険な投資法になることがあるわけです。

例えば100,000円を準備してUSDJPYでポジション持とうとした場合、レバレッジ25倍の場合1ロットしかポジションを持つことができません。

しかし、レバレッジ1,000倍の場合ですとポジション持とうと思えば、最大10ロットでも20ロットでも取引することができますよね。

 

単純にロット数を大きくすればするほど、当然少しの値動きでも大きな金額が動くわけですから、プラスに働けば少ない金額で大きなプラスを得ることができます。

しかし、マイナスに動いた時も同じことが言えるわけですから、大きく動く値動きに見合わない証拠金であれば、あっという間に退場ということにもなりかねません。

 

  
レバレッジの倍率に関係なくロット数が同じなら損益は同じポ。だからポジションを持てるからって持つんじゃなくて、あくまでも準備する資金が少し少なくて済むっていう使い方をするんだポ!

 

値動きに見合わない少ない証拠金で『一攫千金を狙った博打トレード』をすると痛い目に合うわけです。

FXの魅力ってなに?何事も理解せずにお金を稼ぐことは難しい

 

大枠はFXに限らず株なども含めた『投資の魅力』とほぼイコールになるのですが、例えばサービス業や飲食業、営業職など何であろと利益を生もうとすると大変です。

お客様を集めるのも、社員やスタッフなど教育も、何より生業をお金にするという行為そのものが大変ですよね。

しかし、投資はしがらみもなく人脈もいらないですし、店舗やオフィスを構えたりする必要はありません

 

もちろん投資が簡単に利益が上がるとは言いません。

良くも悪くも情報が溢れてる昨今では、投資が如何にも簡単ですぐ初めても利益がでるようなおいしい儲け話のように語られてるものがあったり、数万分の1のような確率で起きた大きな値動きの時に数万円、数十万円が何百万、何千万になったようなエピソードがあったりしますよね。

そんなことはほぼ起こりません。

 

  
メリットだけのことなんてないポ。投資を始めるってことは一つの事業部を立ち上げるということと同じことだポ。だからリスクのない事業の立ち上げなんてないポね。ノーリスクでお金を得ようって人はそもそもやめたほうがいいポ。

 

基本は勉強して検証してまた勉強しての繰り返しですし、FXや株、先物取引などすべてのトップトレーダーでさえマイナスを1度も踏まずにプラスだけのトレードをやり続けるというのは不可能です。

FXに限らず投資はリスクをコントロールしながら行い、正しい認識と知識を持ってやることで、リスクを織り込みながら利益を出していくんですが、学びを重ねていくことでPCとインターネットさえあれば、どこにいてもお金を稼ぐことができます。

 

FXと株のスキームの違いとしては、基本的に月~金まで24時間トレードができ、さらに株よりも少ない資金で始められる点です。

株も素晴らしい投資だと思いますが、基本的には1株数百円~数万円を100株単位で購入する必要があるため、FXに比べると元手のお金が多く必要になるわけなんです。

投資は知識ではなく技術

投資を始めようとするときに、本を読んだりサイトを調べることで色々な情報を得ることができますし、実際のトレード動画もYouTubeなどでたくさん見ることもできます。

学んでいくと、ローソク足の見方や色々なインジケーターの使い方、ダウ理論、エリオット波動・・・などなど、いくらでも掘り下げて知識を蓄えることができるジャンルです。

 

机上学習で知識を詰め込んでいくことが全くの無駄とはいいませんが、断言できることは知識を入れたから勝てるようになるということは絶対にありません。

FXや投資は絶対的に技術職です。

 

例えば、家の作り方という動画を見たり、その基本になる技術の本を読んだからと言って、「プロとしてお金をとれる」ほどのものが作れますか?

トラブルが起きたりイレギュラーなことが起きた時の対処法は?

自転車に乗るとか部活動のことでもいいですし、今まで携わってきた仕事でもいいですが、簡単そうに見えるから真似してみたけど全然できなかったって経験ありませんか?

 

投資も同じです。

エントリーポイント・利確ポイント・損切りポイントの判断・その判断材料の選定・場況の勢いや良し悪し・瞬発的な判断力など積み重ねた経験が非常大切です。

もちろん必要な知識を学ぶことも大切ですが、トレードをたくさん経験しながら体と感覚で覚え判断力を養っていくことが一番重要です。

稼ぐために捧げるのは時間か?金か?それとも・・・

投資は『あなた一人のあなただけの会社を作る』ということです。

投資に限らず『何も捧げずにお金を稼ぐ』という甘い考えは捨ててください。

 

学ぶための本やそれを理解するために時間や金を費やし、「できるようになるまでやり続ける」という継続させるメンタルが必要です。

サラリーマンやアルバイトのように出勤して作業してお金がもらえるという世界ではありません。

それでも、学びを辞めず正しい知識と技術を付けていくことで、結果が応えてくれるのが投資の魅力です。

 

ヤルシルでも参考になる情報を載せていくように努力していきますので、ぜひ参考にしてください。

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